12月13日アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで利上げを決定しました。0.25%引き上げ、年1.25~1.5%の利上げが決定されています。この利上げの決定を受けて為替相場はドルが売られて大幅に円高に傾きました。今後の為替相場はどうなっていくのでしょうか?考えていきたいと思います。

1 そもそも利上げは円高要因なのか?

アメリカの金利の引き上げ決定でドルが売られてしまいました。113.6-112.4と一気に1.2円も円高に傾きました。通常利上げは円高要因なのでしょうか?それはNOです。基本金利が高い通貨が買われるのが定石です。ですから、一時的なドルのパニック売りが収まれば、ファンダメンタル的には、再度円安方向に向かっていくと思われます。

2 テクニカル的に為替相場はどう動くのか?

現在のドル円相場はテクニカル的には以下のようになっています。

トレンド MACD レンジ
短期 円安 買い 107.31-114.72
中期 持ち合い ― 107.31-114.72
長期 円安 買い 77.55-125.85

元々ドル円相場の長期トレンドは円安傾向です。ですから、パニック売りが収まれば、テクニカル的な判断からしても円安傾向に動くと思われます。

3 為替相場の日経への影響は?

日経は急激な円高を受けて、大きく下げています。今後も日経は弱いままなのでしょうか?ファンダメンタル的な要因として、年末の処分売りが入る時期になっています。損益通算で利益が出ている層は一旦損を確定してしまう時期だからです。このために年末は株式が売られやすい傾向があります。
テクニカル的にも現在日経はMACDが売り転換しているため買われにくい傾向があります。また、このまま弱い傾向が続く場合、日足の生命線である25日線が下降に転じてしまう可能性も否定できません。ですから、テクニカル的には買いが入りにくい水準になっています。

4 今後の日経平均はどうなるのか?

目先の日経平均は「持ち合い」になる可能性が高くなっています。持ち合いのレンジは21,972円―23,382円です。幅値がおよそ1,400円幅と結構大きな幅になっていますので、できるだけレンジ下限で買いを入れるように心がけましょう。時期的には持ち合いをブレイクするのは、もう少し先になるかもしれません。

利上げ決定から乱高下する為替相場。日経平均はハイテク指数ともいわれるほど、為替に強く影響を受ける指数になっています。しかし、この乱高下はしばらくすると落ち着きを取り戻します、ですから、来年に備えて安いところは拾っておくのが良いと思われます。

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